自律神経失調症はストレスと関係あり?症状や治し方を紹介!

公開日: 2024/01/10 更新日: 2024/06/24
「なんとなく体調がすぐれない」や「些細なことでイライラする」と思いつつも、毎日忙しいと後回しにしがちです。 そのような状態は「自律神経失調症」かもしれません。 自律神経失調症は、現代のストレス社会で増加している病気です。 聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 ストレスは自律神経のバランスを崩すとされています。 その影響は、さまざまな身体的・精神的な症状を引き起こします。 強いストレスは自律神経失調症の原因のひとつとされているため、治療や予防にはストレスケアが重要です。 めまいや頭痛、疲れなど日常的に起こりがちな症状から、正常な日常生活を送るのが困難な状態になるほど悪化する場合もあります。 今回の記事では、自律神経失調症とストレスの関係や症状、治療方法を中心に詳しく解説します。 ぜひ最後までお読みください。
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目次

自律神経失調症はストレスと関係する?

自律神経失調症の大きな原因として、ストレスが関係していると言われています。

自律神経失調症とストレスとの関係について解説します。

また、ストレス以外の原因についても紹介します。

自律神経失調症のストレスとの関係

自律神経失調症は、さまざまな要因で心と体のバランスが崩れた場合に起こります。

強いストレスが関係していると言われており、強いストレスは自律神経失調症の原因のひとつです。

とく特に現代社会はストレス社会と言われています。そのため、自律神経失調症は増えつつある病気であるのため、注目されています。

仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、日々の生活など、さまざまなストレス原因が考えられるでしょう。

生活の中のさまざまな場面で、ストレスを感じることがありますが、感じ方にはそれぞれ個人差があります。

また、自律神経失調症を引き起こすストレスの原因はひとつとは限りません。

例えば、仕事のプレッシャーですが、人によっては「期待されているから頑張らなきゃ」とやる気やほどよい緊張感につながる人もいるでしょう。

しかし、そうではない人もいます。

仕事のプレッシャーに対して、過度なストレスを感じてしまう場合もあります。

異動や引っ越し、結婚など、生活の変化もストレスとなる場合もあるでしょう。

強いストレスは自律神経の調節に悪影響を与えるだけでなく、心の状態にも大きな影響を与えます。

ストレスに耐えられなくなると、不安やイライラなどの感情が高まり、コントロールが難しくなります。

ストレスは、自律神経失調症と密接な関係であり、私たちの身体にさまざまな反応を引き起こす原因と言えるでしょう。

自律神経失調症はストレス以外の原因も?

自律神経失調症の原因として、「過度なストレス」をあげました。

しかし、過度なストレスは原因のひとつですが、ストレス以外の原因で自律神経失調症を引き起こす場合もあります。

  • 更年期

  • ホルモンバランスの乱れ

  • 生活習慣の乱れ

  • 過労

  • 睡眠不足

  • 慢性的な疲労

上記のような内容が自律神経失調症を引き起こす原因と考えられます。

これらの原因はひとつとは限らず、複合的に影響することも特徴です。

自律神経失調症はストレスで悪化する

自律神経失調症はストレスと密接な関係です。

そのままストレスをため続ければ、自律神経失調症の症状は悪化していくでしょう。

ストレスによる自律神経失調症の悪化を防ぐためには、ストレスのコントロールは大切です。

まずは、ストレスの原因を特定し、それに対する対策を考えましょう。

日常生活でのリラックス法やストレス解消方法を取り入れることも効果的です。

例えば、適度な運動や深呼吸、マッサージを受ける、好きなことをやるなどもリラックス効果が得られます。

ストレスをためすぎず、適度に発散することが必要です。

自律神経失調症に効果的なストレス発散方法

ストレスをため込むと、自律神経失調症の症状を悪化させる可能性があります。上手にストレスをコントロールしましょう。

ストレスを緩和するための効果的な方法を紹介します。

  • 軽い運動やストレッチをする

  • 甘いものや好きなものを食べる

  • とにかくぐっすり寝る

  • 親しい人と話す

  • 好きなことをやる

  • ゆっくり入浴する

ストレスを緩和する方法として、上記のような内容があげられます。手軽にでき、自分が心地よく感じるものがおすすめです。

ストレスがかかっている状態は、筋肉が緊張し、身体がこわばります。身体を動かし、ほぐすことでストレスの軽減につながるでしょう。

呼吸法や瞑想などのリラックス法を取り入れることもおすすめです。

甘いものや好きなものを食べると、気分転換になりストレス発散に繋がります。

また、健康的な生活リズムの維持は身体の抵抗力を高めます。

バランスのとれた食事や十分な睡眠、適度な休息を心がけ、生活習慣の見直し、改善が大切です。

まずは、自分に合ったストレス解消方法を見つけ、できることから取り組んでみましょう。

自律神経失調症にストレスが与える影響

ストレスは自律神経系に悪い影響を及ぼします。

自律神経失調症は、さまざまな原因で自律神経が乱れ、心と身体のバランスが崩れている状態です。

自律神経が乱れ心身のバランスが崩れると、さまざまな症状があらわれます。仕事や日常生活に影響が出るほど、症状が重くなる場合もあるでしょう。

自律神経失調症の場合、何科を受診すればいいのか迷う方も多いでしょういます。

身体の不調を自覚している場合、内科や耳鼻科などの体の病院を受診したとします。

しかし、自律神経失調症で症状が出ている場合、検査や診察で異常がないとされることも多いです。

その場合、原因が分からず、つらい症状を我慢して過ごすことになります。

周囲からも気づかれにくいため、ひとりで悩んで、徐々に症状が悪化していく可能性もあります。

他の病気を否定するためにも、内科や耳鼻科など症状に合わせた医療機関の受診も大切です。

しかし、内科や耳鼻科などの病院にかかっても異常がない場合は、精神科や心療内科のを受診を検討しましょう。

自律神経失調症とは?症状や治療も解説

自律神経失調症とはどのような状態なのか、症状や治療について解説します。

自律神経失調症とは

そもそも「自律神経失調症」とは、正式な病名ではありません。

自律神経失調症は、自律神経のバランスが乱れた状態を指しています。

自律神経とは、意思とは関係なく自動的に働き、体内を常にベストな状態に保ち続ける神経です。

生きていくために必要な身体の働きを調整するために、必要不可欠と言えるでしょう。

交感神経と副交感神経の2つがあり、それぞれに役割があります。

  • 交感神経:身体が活発に活動するときに働く

  • 副交感神経:身体を休めるときに働く

交感神経は「アクセル」で、副交感神経は「ブレーキ」です。

交感神経と副交感神経は逆の役割を持って働いており、これらがバランスを保って正常に機能することで体内をベストな状態に維持します。

例えば、暑いときに汗をかいて体温を調節したり、運動したときに心拍数を上げて酸素の供給量を増やしたりしています。

このように、自律神経は自分の意思ではコントロールできない部分です。

しかし、この自律神経が乱れると、急に体がほてったり、安静にしているのにドキドキと鼓動が速くなったりします。

自律神経のバランスが乱れると、とく特に思い当たらないのにさまざまな症状があらわれ、体の不調を感じます。

この状態が自律神経失調症です。

「なんとなく体調が悪い」「いまいち疲れが取れない」などの軽い症状を感じるところから始まります。

最初は、症状も軽いため軽く考えがちです。

しかし、放っておくと徐々に症状が重くなり、正常な日常生活を送ることが困難な状態にまでなる場合があります。

自律神経失調症は、そのままにしておくと、うつ病や別の精神的な病気を引き起こす可能性があります。

身体の不調を感じたら、早めに病院を受診しておくと安心です。

自律神経失調症の症状

どのような症状があるのか、主な不調症状を紹介します。

身体的影響

精神的影響

  • 眠れない

  • 疲れが取れない

  • 食欲がない

  • 胃の不快感や吐き気

  • 頭痛

  • 動悸

  • 息切れ

  • めまい

  • のぼせ

  • 立ちくらみ

  • 下痢や便秘

  • 冷え

  • 耳鳴り

  • 肩こり

  • 生理不順

  • 情緒不安定

  • イライラ

  • 不安感

  • うつ症状

  • 記憶力や集中力の低下

  • やる気が出ない

  • すぐに悲しい気持になる

  • 落ち込む

これらの症状は、自律神経失調症であらわれる症状の一部です。

あらわれる症状は、人によりさまざまです。単独または複数重なって症状があらわれます。

自律神経失調症の治し方

自律神経失調症の治療法は、薬物療法と心理療法を中心に、心身両方に働きかけるように治療を進めていきます。

また、治療の一環として生活習慣の改善に取り組むこともあります。

薬物療法

自律神経失調症でよく使われるこころの薬は、以下の通りです。

  • 抗不安薬

  • 抗うつ剤

  • 睡眠薬

抗不安薬は、不安や緊張を和らげる薬です。日常生活に支障が出るほど、不安や緊張が強いときに使われます。

抗うつ剤は、うつ症状の改善のために使う薬です。抗うつ剤は、脳内物質を増加させバランスを整えることによって、効果が期待できます。

睡眠薬は、不安や緊張を和らげ眠りをサポートする薬です。

十分な睡眠が取れないと、心身の疲労が回復せず、自律神経が乱れる原因ともなります。

睡眠は、自律神経失調症だけでなく、病気の回復には必要なものであり、健康な生活を送る上でとても大切だと言えるでしょう。

また、自律神経失調症では漢方薬を使う場合があります。体質に合ったものを使えば、漢方が強みを発揮してくれる場合もあります。

興味がある方は、一度医師に相談してみましょう。

心理療法

自律神経失調症を引き起こした背景にある、心理的な要因に焦点を当て、治療する方法です。

医師や臨床心理士、公認心理士との面談を繰り返し、自分の考え方や行動のクセを理解していきましょう。

自分の行動や考え方のクセを知ることで、ストレスを上手にコントロールできるよう対策ができます。

心理療法は主に以下の種類があります。

  • カウンセリング

  • 認知行動療法

  • 自律訓練法

カウンセリングを受けることで、症状の背景にある精神的な問題を探り、問題を認識する治療法です。

意外にも自覚していなかったものが、ストレスの原因になっている可能性もあります。

「認知」とは、ものごとの受けとめ方や考え方などを指す言葉です。この「認知」にゆがみが生じると、現実の状況に対応できなくなります。

認知行動療法は、その認知の歪みを修正して合理的な考え方ができるよう練習する方法です。

自律訓練法は、自己暗示をかけて緊張や興奮を自分でコントロールする方法を身につけます。

そのためには、副交感神経の働きを高めることが大切です。

副交感神経の働きを高めることは、自律神経のリズムを整えて心身をリラックスさせ、心の安定を図ります。

生活習慣の改善

生活習慣が乱れると、自律神経も乱れがちです。

健康的な生活習慣を送るポイントは以下の通りです。

  • 食事

  • 運動

  • 睡眠

食事は、バランスの取れた食事を心掛けましょう。3食きちんと食べることも大切です。

運動は、有酸素運動がおすすめです。ウォーキングは手軽に始められるため取り入れやすいでしょう。

運動は、疲れやストレスを緩和させる効果が期待できます。

規則正しい睡眠は、質の良い睡眠にもつながります。また、寝る前に入浴や軽いストレッチは、リラックス効果がありおすすめです。

就寝直前には、スマートフォンやテレビ、パソコンなどは控えましょう。液晶画面から発するブルーライトは、睡眠に悪影響を与えます。

  • 寝つきが悪い

  • 途中で目が覚める

  • 早朝に目が覚める

  • 熟眠感がない

上記のような睡眠の悩みは、自律神経失調症ではよくみられる症状です。

ぐっすり眠れず十分な睡眠が取れていないと、日中の活動や集中力にも影響を与えます。

疲労もたまり、さらに自律神経が乱れます。

症状の悪循環につながるため、しっかりとした睡眠が確保できるよう、薬で調整することも可能です。

睡眠について悩みがある方は、医師に相談してみましょう。

自律神経失調症になりやすい人

自律神経失調症になりやすい人の特徴を紹介します。

  • 真面目

  • 几帳面

  • 責任感が強い

  • 心配性

  • 内向的

  • 敏感

  • 緊張しやすい

  • 完璧主義

上記のような性格や気質を持っている方は、自律神経失調症になりやすいとされているため、注意が必要です。

自律神経失調症は、男性より女性に多いと言われています。

40代以降の女性は、更年期を目前にし、ホルモンバランスが安定しない状態になります。

ホルモンの影響を受けやすく、自律神経の乱れが起きやすいため、心身のバランスが大切です。

仕事のストレスで自律神経失調症に!退職?休職?

仕事でストレスを感じている人は、自律神経失調症にならないための予防をすることも大切です。

仕事とプライベートのバランスを保ち、心身ともに安定して過ごすことが大切です。適切な休息を取り、ストレスを軽減するために適切な対処法を見つけましょう。

しかし、仕事がきっかけで、自律神経失調症を引き起こす場合があります。長時間の労働や過重な業務、競争の激しさ、プレッシャーなどが原因とされています。

仕事をしながら治療に取り組むこともできるでしょう。

しかし、思うように症状が改善せず、つらい状況が続く場合、退職や休職を検討することも必要です。

ただし、退職や休職はそれぞれの会社の規則や置かれている状況によって異なります。

退職や休職が必要になる場合は、職場に確認しておきましょう。

休職の申請には、診断書が必要になるケースがほとんどです。休職が必要かどうかは、医師の判断になります。

自律神経失調症を治すためには、適切な対応を取ることが重要です。

まずは病院やクリニックを受診し、医師に相談しましょう。

Q&A

自律神経失調症について、よくある質問をまとめました。

自律神経失調症はストレスで再発する?

自律神経失調症はストレスが大きな原因と考えられています。

そのため、ストレスをため込みすぎて、対処できなければ、何度でも自律神経失調症を繰り返してしまう可能性があるでしょう。

日常生活でさらされるストレスは、さまざまなものがあります。

例えば、仕事のストレスで自律神経失調症になったとしましょう。仕事を辞めれば、症状は回復していきます。

しかし、ストレス対処能力がなければ、違うストレスが原因で、再び自律神経失調症を引き起こす場合が考えられます。

自律神経失調症を繰り返さないためには、ストレスに対処する能力と、ストレスをため込み過ぎず上手く発散する方法を身につけましょう。

自律神経失調症は子供でもストレスが影響?

子供でもストレスが影響し、自律神経失調症を引き起こす場合があります。

学校での人間関係や勉強のプレッシャー、受験への不安感などが、ストレスとなる傾向です。

また、ストレス以外にも、生活習慣の乱れは自律神経に大きく影響を与えます。

成長期でもある子供の場合、こころも身体も発達途中です。生活習慣の乱れは、成長にも影響を与えるでしょう。

ストレスで自律神経失調症?更年期障害との違いは?

女性は更年期に差しかかると、閉経に向かって女性ホルモンが低下し、月経周期が乱れます。

ホルモンバランスが乱れた状態は、月経周期の乱れだけでなく、以下のような症状を引き起こします。

  • イライラ

  • 不安感

  • ほてり

  • 立ちくらみ

  • めまい

  • 冷え

このような症状がある状態は、更年期障害と呼ばれ、症状の程度は個人差が大きいです。

日常生活が困難なほど、症状が重い人もいます。

紹介した更年期障害の症状は一部ですが、自律神経失調症と非常によく似た症状です。

更年期障害は、ホルモンバランスの乱れから自律神経に影響を与え、自律神経失調症状を引き起こします。

ストレスで自律神経失調症を発症した場合も、ホルモンバランスが崩れ、生理周期が乱れる場合があります。

自律神経失調症と更年期障害は、同じ症状はあらわれますが、違うものと認識しておきましょう。

自律神経失調症はストレスで太る?

自律神経失調症の患者さんは、ストレスを抱えた方が多いです。

しかし、みんなが太るわけではありません。

自律神経の乱れは、甘いものを食べたくなったり食欲にムラが出たり、過食したりと食生活の乱れにつながります。

たくさん食べたり甘いものばかり食べたりしていると、どうしても太りやすくなります。

別の理由として考えられるのが、薬の副作用です。

治療のため薬を使用している場合、薬の種類によって以下のような副作用が出る場合があります。

  • 食欲を増加させる

  • 満腹感を感じにくくなる

  • 代謝が落ちる

副作用が強く、体重の増加が顕著な場合、医師に相談しましょう。

子育てがストレスで自律神経失調症になる?

自律神経失調症は、ストレスが原因で発症することが知られています。

もし、子育てに過度なストレスを感じるなら、子育てが自律神経失調症を引き起こす原因となるでしょう。

子供が産まれれば、すぐに子育てがスタートします。

慣れない育児に試行錯誤しながらも、まとまって眠る時間も取れず、疲れもたまります。

子供の成長とともに、悩み事や心配ごと事は変わっていきますが、尽きることはありません。

しかし、子育ては辞めることができません。長期間に休むことも難しいでしょう。

そのため、ストレスやプレッシャーを感じながら、日々子育てを頑張っている人も多いです。

自律神経失調症は予防できます。まわりの人や地域の制度を利用して、環境を調整しましょう。

まとめ

自律神経失調症は、身体と心に影響を与える病気です。

長期間にわたる精神的なストレスや身体的な負荷、不規則な生活などが自律神経のバランスを崩す原因となります。

症状はさまざまで、不安感や疲労感、頭痛、めまい、消化器系の不調など、全身に症状があらわれるのが特徴です。

症状が重く、日常生活が困難になる場合もあります。

ストレスのコントロールと生活習慣の改善、薬を使うことで症状の緩和が期待できます。

正しい理解と適切な治療によって、自律神経失調症は治る病気です。

また、ストレスを上手にコントロールし、規則的な生活を送ることは、自律神経失調症の予防にもつながります。

まずは、自分に合ったストレスの発散方法をみつけ、生活習慣を見直してみましょう。

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